2018年 JAL既卒内定→入社
2023年01月28日 00:00【メッセージ】
5年前、私は新卒採用でJAL/ANAからご縁がなく、その後ご縁があった航空会社に客室乗務員として入社しました。
その頃からずっと国際線が飛びたいという憧れは消えず、1年目から既卒を受けていました。なかなかご縁を結ぶことができず、このまま諦めた方がいいのかもしれないと思ったこと、新卒で入社している周りの友人が羨ましくもあり悔しさを常に感じていたこと...本当に内定を頂くまでの5年は辛くて苦しいものでした。
正直、新卒採用の時の私は、体育会に所属しているし、バイトも有名なカフェでしているし、就活も上手くいくと思っていました。本当にただただ甘かったと思います。それは既卒になってからも同じで、経験者だから少しは上手くいくんじゃないかと、心のどこかで思っていた気がします。
CAの仕事を辞めて、海外に行くという挑戦をし、帰国してからの今回の既卒でした。
「今年を最後にします」と山口先生にも宣言し、やれることは全てやると決めて行動しました。
試験が始まってから3ヶ月ちょっとは友人の誘いも全て断り、家に帰ってから大好きな連ドラを見ることも我慢してSPIや面接のネタの整理をひたすらしていました。帰国して太った身体をなんとかしなければと思い、ジムにもたくさんいきました(笑)面接が始まってからは、先生に空いた時間で面接練習をお願いしていました。
『転職はご縁とタイミング』それは本当に上手くいった人だから言えることだと私は思っていました。本当にそうかもしれません。
けれど、一つ言えることは、ご縁や運を引き寄せるのも自分の努力次第ということです。
私は今回、1次も2次も最終も、面接で聞かれたことは基本的なことばかりで、自分が事前に考えていたことを引っ張り出して話すだけでした。運が良かったと本当に思います。
今、なかなか上手くいかないと悩んでいらっしゃる方、今の状況を打開したいけれど一歩踏み出せずにいる方、様々だと思います。
悶々としていても時間は過ぎて行くだけです。もしなにかやってみたいことがあるなら挑戦してみてほしいです。
悩んでいるのなら人を頼ることも大切だと思います。幸運なことに私の周りには、背中を押してくださる方、支えてくださる方がいてくれました。職を辞め海外に行くことも、その後の転職活動もその方々の存在なしではあり得ませんでした。
この5年間、辛いこともたくさんありましたが、必要な時間だったと思います。
偉そうにつらつらと述べてばかりで本当に申し訳ありません。
ですが、時間はかかってしまっても、諦めずにいてほしいと思いますし、時間が掛かった方が人としての優しさは倍になると思っています。それはCAでなくても人生の糧です。
CAになることがゴールではなく、人として人生をどう歩みたいかを考えて、その上でのCAという仕事を追求したいと私は思っています。
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